もう1か月ほど前のことですが。

机に丸められたレシートが置いてありました。

何だろう?と思って見ると銀行の口座に1200ドル程入金してある。

オットが仕事から戻ってきて聞いてみた。

私「こんなの見つけたけど、これどうしたの?」

オット「あぁ、これは弟に頼まれて入金したんだ。」

私「え?なんで弟のお金をあなたが入金するの?」

変だと思って問いただしました。

そしたら、その口座は弟とオットの共同口座で自分の国にいるオットの両親に
お金を送金するためだ、と言いました。

生活費もカツカツで、貯金もなく、医療費も滞納してる私たち。

「いくら送金してるか知らないけど、私たちの生活もぎりぎりだよ。
 毎月いっぱいいっぱいだし、貯金もないし。支払ってないものもいっぱいある。」

するとオットは

「僕の両親は君の両親みたいにお金持ちじゃないから、
僕がお金を送金しなくちゃ飢え死にしちゃうんだよ!

僕たちが飢え死にしない程度に食べ物があれば
親に送金する。

だいたい、一番贅沢な暮らしをしているのは君じゃないか。
ただ自分の学校に行って、子供の送迎してるだけじゃないか。」


オットはきっと私はなーんもしない、贅沢な主婦だと思っているんでしょう。

ただ学校に行って、子供の送迎をしているだけ。

学校に行くのは自分の足でしっかり立つためだ。

子供も、週3の幼稚園に行っていないときは私が面倒を見ている。

掃除も食事も作ってる。

でも、オットには働かない妻に見えるんでしょーね。

オットのお父さんは定年している。

お母さんはまだ若いけど、働いてないし、生まれてこの方働いたことがないそうだ。

妹は学生やってるらしい。

でも、妻が働かないのは気に入らないんだろうな。

でも、学校に行くのはやめません。

今働くこともできるけど、

何の資格もない私にできる仕事は最低賃金の時給の仕事くらいであろう。

もし、それで離婚になったら私は子供を養えない。

アメリカで子供を育てるならば、ちゃんとした収入がなければやっていけない。

だから、今私にできることは早く学校を終わらせること。

今できることを一つ一つやっていけば、

きっと道は開かれるんだと信じて、コツコツやること。


Always remember that your present situation is not your final destination. The best is yet to come.
- Unknown